サウスカロライナのパルにもらった州立公園記事の切り抜き、
写真が多くて読みやすい。
やっぱり哲学とかより、楽に読めるのは気持ちの問題?
難しい単語にはまず出くわさないだろうっていう安心感かしら。
雑誌の記事中で書かれていた。

During this year of the State Park Services 75th anniversary,
take time to visit a coastal park and explore the cultural
and natural history behind the front-beach experience.

(今年、州立公園は75周年を迎える、
海浜公園探索や目の前の海岸での経験、
博物学を訪ねに来ませんか)

という文章があって、呆然とした。


アメリカのパルたち、私が日本文化の紹介をしたり、
ダウントンアビーで盛り上がるたびに、
「アメリカは歴史が浅いのよ…」と嘆くのだけれど、
州立公園は75周年?
第二次世界大戦終了から2017年8月で72年。
州立公園は75周年。
真珠湾攻撃(アメリカが第二次世界大戦に参戦したとされる)が1941年だから、
そうか、第二次世界大戦のころか…と考えると
第二次世界大戦にも負けるわけだわ、と今更ながら思ってしまった。

 

 


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 英豪華客船のクイーン・エリザベスは、神戸港の開港150周年に当たる2017年に神戸発着のクルーズを開催する。クイーン・エリザベスによる日本発着のクルーズは初めてで、新たに日本のクルーズ需要を開拓する。これまでも日本に寄港することはあったが、日本で乗船すると海外の次の寄港地から飛行機などで帰国する必要があった。同船を運行する英キュナード・ライン社が2日に発表した。

 英国南部のサウサンプトンを17年1月7日に出発し、西回りで世界一周する120泊のクルーズの一部として実施する。神戸港・ポートターミナルには3月13日に寄港し、韓国・釜山や鹿児島などを回って再び3月20日、再び神戸に寄港する。神戸発着7泊8日のクルーズは価格が16万9000円からで、今年11月5日に発売する。

 日本初となる同船の神戸発着クルーズが決まったことで、神戸市は歓迎行事などの検討に入ったと発表した。入港を機会に市民クルーズや船内見学会などを企画するという。(写真は神戸港に入港したクイーン・エリザベス=神戸市の発表資料より)

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はたらく細胞

▷ジャンル 医療、免疫反応擬人化

▷作者 清水茜

▷出版社 講談社

▷掲載社 月刊少年シリウス

▷発売号 2015年3月号

 

あらすじ

新米の赤血球は、肺へ二酸化炭素を運搬しなければならなかったが、迷子となる。そこへ床(血管内皮細胞)を突き破り、肺炎球菌が出現する、街(体内)を襲い始める菌に白血球が駆けつけ駆除するのであった。

 

感想 

50回目ですね。当初想定していた以上にここまでに記事数を使っています。




さて、第3回弁論準備手続です。記憶を呼び起こして書いていきます。

 
人事異動で新しい裁判官となり最初の期日です。
今回は松田さんは来られず、俺と磯野とうちの先生と臨みます。


裁判官:それでははじめます。前回までの裁判官が異動になりましたので今回から変わりました。鈴木(仮名)です。あわせて書記官も変わりますのでよろしくお願いします。


結構若い男性の裁判官でした。(30代半ばぐらい?)
第一印象としてはさわやかで感じは良いです!



裁判官:まず原告から準備書面⑶が提出いただいてますね。陳述でよろしいですね。

原告代理人:はい。

裁判官:陳述とします。それに伴って証拠が甲24〜30の2までですね。それぞれ写しを原本に代えて提出と、甲30の1はCD-Rですかね?録音データとそれを文字に起こしたものですね。提出としますがよろしいですね。


原告代理人:はい。
被告代理人:はい。

裁判官:被告の方でも準備書面が出てますね。これも陳述で、書証提出は無いですね。


被告代理人:はい。


裁判官:じゃあ、書面の確認終わりました。代わったばかりでまだあまり把握出来ていないんですが、解雇の件は緊急性高いので早く解決した方がいいとは思います。働けないわけですよね?
同時にやっていると複雑ですし、未払い残業代に絞っていった方が争点が明確化すると思いますがいかがですか?


原告代理人:解雇の件と未払いの件は分離して進めていただくことは出来ないんですか?前の裁判官には相談したところ、証人尋問も2回することになるので難しいという見解でしたが、訴訟指揮については新しい裁判官の考えもあると思うので次回以降で協議して欲しいとのことでした。


裁判官:解雇の件だけ分離して先に判決にいけないかってことですか?それはいくらなんでも、双方いろいろ関わってくる部分もあるでしょうし、人証調べを2度やるというのはやっぱりねえ、ちょっと無いです。
少し別れて話しますか。まず被告代理人は外に出ていただいて。


ガチャン。(被告代理人部屋の外へ)


裁判官:俺さんと磯野さんは今は働けてないわけですよね。どうされていますか?


俺:ええ、そうです。一応は復職を求めてますので。失業手当を仮払いで受給していますが、もうすぐそれも受給期間が切れます。



裁判官:未払いの件もあるので判決となると長い時間要すると思いますが、それでもやはり争っていこうっていう感じでしょうか?


俺:もちろん収入が無くなるのは、困りますね。これまで会社からの給料を基礎に生計を支えていたわけですので。失業手当が無くなれば切り崩していき減る一方ですので。賃金仮払いの仮処分の申請なんかも検討していますが、時間かかったり、最近ではなかなか難しいとは聞いています。とにかく出来るならもっと裁判の進行を早めていただきたいですね。


磯野:僕は俺さんと少し違って納得出来るような条件であれば、判決にはこだわってはいないです。あくまで条件次第ですが。



裁判官:では今度は被告側と話しますので、原告側は一度退室いただいて。またお呼びしますので。


被告側と入れ替わる。

待合室へ異動。


俺:和解させたがってますね。俺的には全然する気が無いですが。


磯野:僕はべつに和解でもいいけどね。俺さんと違って貰った失業手当は少ないから、返す額も少ないし、手元にある程度残れば解雇の件はもういいかな。


俺:解雇の件で今まで主張や証拠積み上げてきたの無駄になるじゃん?結局和解なんて妥協だよ?完全に不当解雇なのに妥協することなんか俺達にはある?


磯野:俺さんの言うことも分かるけど、僕は取れるものは取れるうちに取っておきたい。可能性は低いけど万が一会社がいつ潰れるか、意図的に潰されるかも分からないしね。判決もらっても取れませんでしたじゃ意味が無いし。
僕にとってこの件で重要なのは、退職日がいつになるかってことで、次の就職までの不自然な空白期間を作らないことだから。それが和解の日付になって、なおかつ幾らか浮けばそれでいいと思ってる。


俺:分かった。磯野がそれでいいならこれ以上は何も言わないよ。俺は俺、お前はお前だ。
元々それは約束だもんな。自分の利益を追求して協力できる部分で協力する。人の選択は咎めない。


ここで書記官が呼びにきた。


書記官:被告側終わりましたのでもう一度原告側だけで話しますので入ってください。


裁判官:次回期日で一度和解出来ないかを話合いを持ちましょう。原告側でもどのような条件なら和解が出来そうか一度考えてもらえないですか?訴状提出後初回期日前に双方で和解案を出し合って交渉してますね?証拠提出もされてますね。
→これまでの経緯32参照とこれまでの経緯33参照
この条件では原告側も納得出来ないでしょうし、これはもう無い話ですよ、忘れてくださいと先ほど被告代理人には言いました。これより進んだ話をしてもらうようにと。
ただ、原告側も和解日まで全期間分ってことでは被告も受け入れないですのである程度譲歩も検討していただければと思います。


原告代理人:分かりました。

磯野:はい。

俺:一応検討はしてみますが、現時点ここまでのバックペイについて譲歩する理由があるとは考えていません。
被告は和解できればこれから先、判決までのバックペイも無くなることになるのでこれが被告のメリットだと捉えています。
和解することによる私のメリットは敗訴のリスクを回避できることと判決を待たずに解決できることですよね?敗訴のリスクと時間がかかることを受容すれば、和解しないっていう選択になると思います。


裁判官:まあ、次回まで時間がありますので一応検討はしてみてください。
それでは被告代理人にも入っていただいて。


ガチャン  書記官が呼びに行き、被告代理人入ってくる。


裁判官:次回期日は解雇の解決に向けて話し合う期日とします。被告側は会社の代表者も出席いただけないですか?


被告代理人:そうですね。出席していただいた方がいいと思いますので、その方向で聞いてみます。


裁判官:俺さんも磯野さんも出席いただくようにお願いします。


このあと次回期日について調整して終了。


という矢先。


原告代理人:あの、以前の裁判官から解雇の件については分離は出来ないにせよ、心証だけでも示していただくように引き継ぐ裁判官に伝達すると聞いていたのですが。


裁判官:裁判官の心証開示というのはそんな軽いものでは無いです。もっと審理を重ねて人証調べもして形成されていくものです。分かりますよね?


原告代理人:ああ、はい。まあ。以前の裁判官が伝えると仰られていたことなので聞いたのですが…。


裁判官:では、終わります。


-期日終了-


うちの先生は、ちょっと真面目でストレートなお人ですが、
これは解雇の件についてはもう裁判官は遠回しには心証を示していてくれてたんじゃないでしょうか。
少なくとも和解解決に持ち込むために被告とマンツーマンで話した時には不利な形勢を伝えていると感じました。


つづく。









 

FC版女神転生1RTA_5時間40分5秒_Part1/6 by biim ゲーム/動画 - ニコニコ動画


この動画に書いてあるアドレスから女神転生のRTA用ファイルを入手可能である。なので自身がここで書き起こす必要性はかなりなくなった。

さらに書くとPart 2まで終わればあとはアンフィニで稼ぐという作業が大多数になるのでパラメーターの振り分けとか仲魔の構成とかどうぞご自由にである。

要するにリックをギルタブにしてヒノカグツチを最短で取るまでが胆だったわけだ。

これ以降はゆっくりロキ・ヘカーテ・セトを料理しても良いだろう。むしろその方がゲームを堪能できると思ったのであった。

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おととしくらいだったかな。インドのコルカタに行った。

 

宿を探すと特にやることもなく、時間を持て余していた僕は外を歩いてみようと思った。ここは世界中からバックパッカーが集まるサダルストリート。

 

北の方へ少し歩くと「ニューマケット」があった。何をするでもないインド人達が地べたに座り込んだり、しつこい客引きが懲りもせず声をかけてくる。

 

歩いてもなお手持ち無沙汰な僕はチャイ屋さんで一杯チャイを買った。

 

すると近くで同じくチャイをすすっていたおじさんが声をかけてきた。

 

自己紹介もそこそこに、「人生は金が全てではない。愛の為に生きてるんだ。」と彼は言った。

 

そこからは話は田舎の話になった。これが素晴らしかった。

 

人々は毎朝4時に起きる。

 

ジャングルに行く。その日の食料を調達する為だ。4時というとまだ暗いではないか、と僕が言うとおっさんは、星と月の明かりがあるから十分に明るいのだ、と言った。

 

食料を調達した後は、川に行き、そこで天然の水を使い体を洗う。トイレもそこで済ませる。トイレットペーパーはなく、事後は全て手を使い綺麗にする。その後はジャングルに戻り、畑で野菜を取り、牛と鳥を締め、家に帰る。

 

家に帰ると女たちが朝ごはんを作って待っている。みんなで朝ごはんを食べると、次は学校に行き、子供たちに勉強を教える。学校が終わった後は、また女たちがご飯を作り、8時ごろになると、星を見に出かける。

 

そんな自給自足の村で生活するおっさんは、コルカタの生活はクソみたいな生活だと言った。

 

皆、皆、金金金。金を稼ぐ為に嘘をつく。しかし村は貧しく、金を稼ぐためにコルカタに来ている。

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金が全てじゃない、なんていうインド人がこのコルカタにいるなんて思いもしなかった。(ボッタくりまくられた当時の僕は少なくともそう思ってた。)

 

人生は、もっとシンプルなはずだ。自給自足の生活のように、自分の食べる分だけの食事があり、余分な欲がなければ、もっと簡単に生きられるのではないか。

 

何がこんなに僕たちの生活を難しくしているのだろうか。現時点で思うのは、人間の必要以上の欲望が、ここまで人生を難しく、複雑なものにしているのだろうと思う。本来なら、村の人たちの生活をしていれば問題ない。でももっと良くなりたい、もっと色んなものを手に入れたい、という欲望が、このコルカタのような街を作り上げたのだろう。

 

そう思うと、インドはとてもシンプルな国だ。欲望があるにも関わらず、それを隠す二面性がない。とても分かり易い国だと思う。欲望があるものは、それを剥き出しにする。とてもシンプルだ。

PS4

2018/03/10

トミーがPS4をほしいと言い出した。

友達と、「バトルフィールド」をネット対戦したい、のだと。

 

自分の気持を口にする事のできない子が、

口にしてくれるのは、嬉しいものです。

 

ゲーマーとして、生きていこうというのなら、それもいい!

 

で、どこで買うのがいいのか、探し中。

 

WiiU、持っているのに、どこが違うのかな?

 

 

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イモトアヤコさんといえば

イッテキューでの山登りのイメージですけど・・

 

最近テレビに出演した様子が

激太りだと話題になってました。

 

一部では

歯の矯正の影響では・・?

 

という話もありますが

真相はいかに・・

 

どうも、どうも イモトアヤコでございます。

 

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でも、実はよく知らないんですが、

この方は芸人なんでしょうか・・

 

 

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 連休はいかがお過ごしでしょうか?失踪先でバフェットおじいさんの書いた本を読了しましたよ。

バフェットからの手紙 [第3版] (ウィザードブックシリーズ)

なんだか内容が難しい上に、分厚い本らしく、kindle版で買ったために途中で何度も挫折しそうになりましたが、ホテル缶詰状態でなんとか1冊読みました。

この本によると、バフェットおじいさんはインデックス投資のことを、頭をまったく使わない投資法としながらも、頭をまったく使わないが上に最強の投資法のひとつと認めているようでした。

確かにインデックス投資を極めると、脳がつるつるになります。

脳がつるつるの人のほうが、インデックス投資の真髄を早く極めることができるのです。

脳が複雑な人のほうが、“ああしたらもっと儲かるかもしれない、こうしたらもっとリスクが減るかもしれない”などと、余計なことを考えて、結果として買わなくてもいい買い物に走ったり、変なタイミングで現金化したりして、失敗しがちなのです。

バフェットおじいさんは脳が複雑なので、インデックス投資と対極にあるようなバリュー投資で大成功しましたが、それでもバフェットおじいさんは現時点ではインデックス派は世界最強という風に認めているようでもありました。複雑な心境なのでしょう。

 

【閑話休題】私のような投資ど素人でも、“米国で大成功した投資家”というと、冷酷で非情で強欲なゴードン・ゲッコーみたいな人を条件反射的に思い浮かべてしまうのはオリバー・ストーンが世界的に成功した理由でありますが、あれは何から何までフィクションであって、

 

米国で大成功した投資家で、もっとも個人資産と社会的な影響力が大きいのは、バフェットおじいさんのような人…というのは、オリバー・ストーンの想像力を持ってしても洞察しきれなかった事実でありました。やっぱ投資は本当に頭良くないとできないのかも。脳つるつるのインデックス諸氏は大丈夫かね。事実は『ウォール街』よりも奇なり。

<コンテンツ>

  • 1.2017年2月5日の毎日新聞の投書から
  • 2.この50年間で大学の授業料はどれほど上昇したのか
  • 3.ブログ管理人の周囲の授業料負担に関する話と私の見方
  • 4.最後に

1.2017年2月5日の毎日新聞の投書から

今朝は配信ニュースをいろいろ見ていたところ、先日、Twitterのタイムラインで目にして、RT数がいっているな、と印象を受けていた新聞記事が、こんがりしておりました。

www.j-cast.com

 

どういう話題かいうと、J-CASTニュースの上記リンク先によると、毎日新聞の今月5日の投書「「みんなの広場:自力で学費勝ち取る気概も=会社員・浜尾幸一・67」 - 20170205_毎日新聞 」において、

1月31日に閣議決定された日本学生支援機構法改正案だ。原則「貸与型」しかなかった同機構の奨学金に「給付型」を加えるもので、2017年度予算案に基金の創設も盛り込まれた。18年度の本格実施へ向け、4月1日から一部の下宿生らを対象に先行実施される。支給基準は現行の貸与型より厳しいが、返済は不要だ。

男性はこの法改正について、「苦学した私から見るといい時代になった」と評価する一方、「健康であれば(学費は)アルバイトで賄える」と苦言を呈した。

(全文表示 | 「学費はアルバイトで賄え」 67歳「奨学金批判」に大ブーイング : J-CASTニュースより)

という、要は「給付型」の奨学金が加わることを閣議で決めたことに対し、67歳の男性が投書で批判したという内容でした。

 

f:id:nakami_midsuki:20170208104554j:plain

 

先の投書のタイトルと導入部を見ると、「給付型の奨学金を勝ち取るほど、勉強を頑張れよ、若者よ!」という励ましの内容なのか、と私は考えました。が、実際は「給付がないと食事もできないというなら分かる。しかし健康であればアルバイトで賄えると思うからである。」(「みんなの広場:自力で学費勝ち取る気概も=会社員・浜尾幸一・67」 - 20170205_毎日新聞 )という言葉が続き、自分で学習塾を開き、貯蓄してから大学に入学し、その後もアルバイトに勤しんで苦学しつつ、部活にも精を出した経験が自慢のごとく、語られています。この投書に対し、若者の現状を考えろ!とか、時代が違うでしょ?という批判がTwitter上でなされ、「炎上」していたとのこと。これ、実は「私の父親と同じ時代の状況やん!」と正直、現在とこの投書主の方の学生時代の経済的格差に愕然としました。

 

今回の投書の話題は、大学の学部を対象とする給付型奨学金のことを主にしていると思われます。しかし、日本学生支援機構は大学院生をも奨学金制度の対象としており、大学の学部の給付型奨学金システムは大学院の奨学金制度とも関連があると考えました。今回、この話題を取り上げるに至ったのは、こうした理由によります。

  

 

2.この50年間で大学の授業料はどれほど上昇したのか

話題提供元のJ-CASTニュースは、「投書した男性の大学入学時とほぼ重なる50年前と現在を比較してみる。」として、次のようなデータを提示しました。データの情報源は、「総務省の小売物価統計調査」であり、これをもとに私立・国立大学の学費の上昇を表にすると、この50年ほどで次のような変化があったと分かる。

       

表1:私立大学・国立大学の学費の上昇(「総務省の小売物価統計調査」をもとに) 表作成者:仲見満月

 

1967年

2017年1月時点

 

私立大学の年間授業料

およそ

7万4100円

文系:75万122円

理系:110万963円

約50年の間にそれぞれ、

およそ文系10倍・理系15倍に上昇

国立大学の年間授業料

およそ

1万2000円

(文系?・)理系:

53万5800円

約50年の間におよそ53倍に上昇

 

以上のような各種大学の大学の授業料変化に対し、J-CASTニュースは 

また、2016年の物価は1967年のおよそ3.7倍。

全文表示 | 「学費はアルバイトで賄え」 67歳「奨学金批判」に大ブーイング : J-CASTニュースより)

と、この50年ほどの間の物価上昇の数値を挙げた挙げている。この授業料を2016年の物価に換算した数値を提示し、これらを表にまとめると、次のようになります。

 

 表2:J-CASTニュースが1967年→2016年の物価上昇から換算した年間授業料

 (「総務省の小売物価統計調査」をもとに)  表作成者:仲見満月

 

2016年の物価が1967年の約3.7倍だったことから換算した年間授業料

私立大学

27万3800円

国立大学

4万4400円

 


最初の「私立大学・国立大学の学費の上昇」の表と、「J-CASTニュースが1967年→2016年の物価上昇から換算した年間授業料」の表を比較すると、実際のこの50年ほどの各種大学の授業料上昇は、J-CASTニュース側が指摘するように、「大きく上振れしている」。さらに、入学金と初年度納付金については、

17年1月時点の入学費(東京都区部)は、私立大と国立大で22万円から28万円かかり、授業料と合わせて入学時に支払う初年度納付金は、100万円を超えるケースも珍しくない。大学の授業料が一般の物価よりも非常に速いペースで上昇し、50年前に比べれば、他に比べて極めて高い負担になっている。

 全文表示 | 「学費はアルバイトで賄え」 67歳「奨学金批判」に大ブーイング : J-CASTニュースより)

ということが指摘されています。この実際の授業料の私大学の文系10倍・理系15倍、国立大学53倍という大きな上振れは、大学進学者自身が授業料を負担するのではなく、その親が授業料を負担するようになり、進学者自身よりも親のほうの収入を対象とした結果、大学生の子よりも親の方が収入が多いと目論んだ大学側の姿勢を指摘する声も、Twitter上で目にしたことがあります。

 

一方、学部卒の大卒初任給については、

1967年の2万6200円が2016年には20万3000円と、10倍近くに上がっているのも事実だ。

全文表示 | 「学費はアルバイトで賄え」 67歳「奨学金批判」に大ブーイング : J-CASTニュースより)

というデータも出している。が、この2016年の学部卒の初任給って、日本全国の大学新卒で入社した社会人の何パーセントに当たるのか、J-CASTさんは挙げていない!もっと、挙げてくれたら、深く考察ができるんですけどね…。

 

 

3.ブログ管理人の周囲の授業料負担に関する話と私の見方

さて、私の父親は今回の投書主の男性より数年ほど年下で、農家の六男か七男くらい(末っ子ではなく、下にまだ弟が何人かいる)。子だくさんな時代で、兄弟が多いなか、学業成績が割と優秀だったということで(つまり、「お勉強」はよくできたタイプらしい)、親族の支援を受け、その兄弟で唯一大学への進学を果たせた人でした。親族の経済的な支援があっても、生活費はカツカツだったらしく、家庭教師から土木工事、接客業まで、アルバイトに勤しみ、それでも大学では授業に出られる限り、目いっぱい単位をとって(1科目ご当たりの成績はまずまず)、卒業し、東日本の会社に就職したと聞きました。でも、稼ぐのと学ぶことで精いっぱいでサークルや部活に加入する暇はなかったようで、就職してから10年近くは、今の日本学生支援機構の前身組織からの貸与制奨学金の返済が大変だったようです。

 

この貸与制奨学金の返済は、社会人になってからも負の意味で尾を引いていた。というのは、返済途中で結婚した際、当時の家計的な苦労を母親が私の大学受験の時に語っていたことが印象深かったのです。父も母も口をそろえて「貸与型・返済型の奨学金は、借金だと思いなさい。だから、給付型か学費免除型の奨学金にしなさい」と、散々、言われたので、私は条件は厳しくとも、1月31日の閣議で給付型奨学金の枠を設けられたことには、一歩、教育に対する政府の政策が前進したと評価はしています。

 

そのような中で、先の苦学生が理想的だと考えていらっしゃる父と世代の近い男性の投書を読むと、肩を落とさずにはいられません。まず、「しかし健康であればアルバイトで賄えると思うからである。」(「みんなの広場:自力で学費勝ち取る気概も=会社員・浜尾幸一・67」 - 20170205_毎日新聞 )というほど、ブラックじゃないバイトって、今の日本にどれほどあるんだろう?あったとしても、バイトかけ持ちで無理をして心身の調子を崩し、休学して療養せざるを得ない人も知っています。そうでなくても、ご両親の失業で、経済的な実家への支援が必要となり、退学・休学して就職していった友人もいて、「実際は「給付がないと食事もできない」どころか、生活を維持するのすら困難な元大学生のいる状況が、現在の日本にはあるんです。

 

こうした投書主男性のような考えの人は、地方新聞のオンライン記事を読んでいても、自治体の議員の方にもいらっしゃり、自治体による給付型奨学金制度の設置の壁になっているらしいことは、小耳にはさんでいます。現場にいらっしゃる大学の先生方のツイートによると、自分の親世代は経済成長期の就職率がよく、現在ほどPCやスマホによる通信技術等の発達にともなう仕事のスピードがなく、それによる仕事のストレスを今ほど感じない職場環境しか知らないそうです。そして、親世代には、自分のゼミの学生たちが就活で苦戦するのが理解できないし、説明してもよくわかってもらえないと、ぼやかれていらっしゃいます。

 

投書主や大学の先生方の親御さん世代の方々には、先にJ-CASTニュースが挙げた各種大学の約50年間の授業料の大きな上昇をデータで示し、「大学進学者自身が授業料を負担するのではなく、その親が授業料を負担するようになり、進学者自身よりも親のほうの収入を対象とした結果、大学生の子よりも親の方が収入が多いと目論んだ大学側の姿勢を指摘する声もありますよ」ということを伝えたいです。

 

 

4.最後に

今回のJ-CASTニュースに取り上げらた60代後半の男性の投書とそれへのネット上の批判を振り返って、もうひとつ考えて頂きたいのが、授業料を誰が負担するのか?そして、現行の各大学の授業料の減免制度や給付型奨学金を申請する際、その書類には、大学によって申請者以外の誰の所得証明書や課税書類が必要とされることがあるのか?

 

それは、大抵の場合、申請希望者の両親やそれに近い親族のケースが多いでしょう。この両親や親族に問題があり(いわゆる毒親等)、申請希望者が協力してもらえず、申請希望者が大学進学や授業出席を諦めて休学・退学して働いて学費を貯めないといけないとしたら・・・。 

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

以前、書いた上の記事の最後の一文を書いて、本記事を終えたいと思います。

そろそろ、全体的に高等教育機関の授業料減免や免除、給付奨学金などは、日本も未成人でも18歳前後から、自分の身の振り方くらい、自立してできるシステムに変えていってもいいんじゃないでしょうか?

(西田亮介「国立大学の授業料と減免制度(全額、また半額免除)について」に関するメモ - 仲見満月の研究室より)

果たして、この引用部の私の意見が投書主男性の世代の「苦学生」を理想とする方々に、どれくらい届くか、現状で必要とされていると伝わるか、私には分かりません。